若手人材育成に関わる研修のご提案

上司と若手の両者への研修が不可欠

若手の育成には、上司の適切な関与が不可欠であることは言うまでもありません。この適切な関与をするためには、上司が若手指導育成の原理原則を理解し、自己流を見直す機会が必要です。それが上司研修のねらいです。
では、上司が適切な関与を理解していれば若手が育つかと言うと、必ずしもそうではありません。多くの上司が多忙で、若手の指導育成が負担であるとしています。上司には、若手育成以外にも多くの果たすべき役割があります。上司に若手育成を丸投げするのではなく、その負担を少しで軽減するために、職場以外でも若手を育成する研修が望まれます。

若手も上司も個別対応が必要

研究者の方々によって、昨今の若手の志向傾向の分析・研究は進んでいますが、現実に早期離職をしたり、なかなか育ってこない若手にはそれぞれに違った理由があります。したがって、研修を実施するにも、できるだけ個別対応ができる方法が望まれます。
また、上司の指導育成力についても個々に違いがあり、特に自己流でやれてしまうのが指導育成の特徴です。現実には、指導育成に問題のある上司に限って、自己流に自信を持っていたりします。したがって、こちらも研修を実施する場合、できるだけ個別対応ができる方法が望まれます。

少人数研修のご提案

個別対応をするには、一般的な集合研修である20名程度の参加者数を5名程度の少人数にする必要があります。ただし、1人2人では効果が出ません。参加者と講師が1対1で話ができる時間を増やすとともに、参加者同士の意見交換も重要だからです。
少人数研修は、研修テーマによっては意味がありません。また、効率や費用の面からは敬遠されがちです。しかし、若手にも上司にも個別対応が必要な若手人材育成分野においては、その効果が期待されます。
研修ご担当者は、参加者の人選が難しいと心配されると思います。 特に、上司の人選は難しいでしょうが、ご相談いただければと存じます。

若手向け少人数研修の基本仕様(案)

1.研修の名称
若手チャレンジ研修
2.研修のねらい
さらなる活躍を期待したい若手社員に対して、自己を見つめ、自己分析・理解を図り、 さらに強みを伸ばし、弱みを補うことができるようになる機会を与えます。
3.研修の対象者
入社●年目の若手社員 1クラス5名程度
※入社1~5年目を対象としますが、同年次とします
4.研修時間
1日(9:30~17:30)
5.研修の概要
①自身のやる気・能力の自己点検
②自己点検結果分析による自分の強み・弱み理解
③自分の強みの伸ばし方
④自分の弱みの補い方
⑤上司の期待を受け止める
6.研修手法の概要
少人数で実施するため、講師との会話や参加者同士の意見交換が多い研修です
7.事前課題
若手社員:特にありません
若手社員の上司:若手社員に対して期待を込めた手紙を書いていただきます

※貴社の状況やご要望に応じて、カスタマイズいたします

若手チャレンジ研修プログラム(例)

 

※貴社の状況やご要望に応じて、カスタマイズいたします

 

上司向け少人数研修の基本仕様(案)

1.研修の名称
若手育成の負担軽減研修
2.研修のねらい
上司にとって今どきの若手社員の育成が大きな負担となっている現状を鑑み、
その負担を少しでも軽減するために、若手指導育成の原理原則を理解いただき、
自身の育成方法を見直し、現状の不安と疑問を解消していただくことをねらいといたします
3.研修の対象者
若手社員を部下に持つ管理職 1クラス5名程度
4.研修時間
1日(9:30~17:30)
5.研修の概要
①自身の部下指導育成状況の自己点検
②自身の若手指導育成状況の自己点検
③自己点検結果分析に基づく自身の指導育成スタイルの理解
④若手指導育成の不安と疑問
⑤今回の研修を通じて得られたこと
6.研修手法の概要
少人数で実施するため、講師との会話や参加者同士の意見交換が多い研修です
7.事前課題
特にありません

※貴社の状況やご要望に応じて、カスタマイズいたします

若手育成の負担軽減研修プログラム(例)

 

※貴社の状況やご要望に応じて、カスタマイズいたします

 

研修効果を上げるために必要なこと

①研修ご担当者と講師の十分な事前打ち合わせ
若手人材育成に関する社内の実態について、研修ご担当者が把握されている情報を講師にお伝えください。また、求められる人材像についてもお伝えください

②対面の集合研修を前提
オンラインでの実施はいたしません。コロナ感染防止の観点では、少人数ですので席の間隔を確保し、全員マスクの着用、1時間に1回の換気、休憩時の指消毒を実施いたします

③適切に個別対応のできる経験知の豊富な講師をアサインいたします

④研修費用についてはお問合せください
1クラスの参加人数が少ないため、一人当たりの研修費用が高くなり過ぎないように、一般的な集合研修よりは費用を押さえさせていただきます